にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

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畑の準備が終わったら種まきです。
今年も品種は「らいむ」です。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」
にんじんなのに何故このネーミング?と毎年思いますが理由はわかりません。
このボトルに種が1万粒入っていて、ハウス1棟で使い切ります。

種の様子です。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」
この白い粒がにんじんの種の姿かというと、そうではありません。
白い部分はコーティング剤で、種はこの白い部分にくるまれています。
種まきしやすいように、種苗メーカーで加工していて、こういう種をコート種子といいます。

さて、種まきですが、1万粒を手でまく・・・なんてことをしていたらハウス1棟まくのに何日かかるか分かりません。

そこで播種機「ごんべえ」登場です。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」
これも何故「ごんべえ」なのか分かりません。安易ですが「たねまき君」とかそんなような名前でも良さそうなものですが…。
まぁ。農業者間では、播種機といえば「ごんべえ」となるぐらいに共通言語化しているので今さら名前の由来を気にすることもないのですが…。

種まきの様子です。
まず「ごんべえ」に種を入れます。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

ここからは「ごんべえ」の動きですが昨シーズン細かく写真を撮ったのでそれを流用します。
「ごんべえ」の前輪です。土を崩しながら進むように突起が出ています。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

この前輪が回るのと連動して、種が入っている部分の穴空きベルトも回ります。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

この穴に種がはまって上に移動していきます。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

そしてベルトがUターンするところで種が落ちます。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

種は、「ごんべえ」の前輪の後にある舳先が土をかき分けた部分に落ちます。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

種が落ちたところを金属の羽の部分が土を寄せて覆土していきます。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

最後は後輪で鎮圧して土を押えます。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

「ごんべえ」が進む前と
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」
進んだ後です。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

「ごんべえ」を押しながら通路部分を行ったり来たりして種まきは進んでいきます。
作ったベッドに5列から6列(農業者は5条、6条という呼び方をします)種まきをすることになります。

日が暮れてしまったので列が分かりづらい写真になってしまいましたが、このハウスの播種が終わりました。
「ごんべえ」大活躍です。
にんじんの種まき 我が名は「ごんべえ」

この後、頭上からたっぷり灌水して、発芽を待ちます。





 
この記事へのコメント
ニンジン楽しみですね。

甘くて、本当に甘くて美味しいニンジンです。
Posted by takahikosugimoto at 2021年10月11日 01:10
ありがとうございます。
ここから草、オケラ、病気などなど戦闘?開始です。
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2021年10月11日 19:12
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