2018年10月22日21:27
にんじんの灌水
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種まきの記事で、今シーズンは灌水の仕方が違うことを書きました。
今シーズンはハウスの天井からこれを吊るしています。
天井まで灌水用のホースを取り付け、そのホースにこれを付けて、吊るしてます。全体で見るとこうです。
そして水圧がかかるとこの器具の中の小さなプロペラが回り、水をはじきとばす仕組みです。
小型のスプリンクラーが天井に付いているといったところでしょうか。
昨シーズンまでは地面に灌水チューブを引いて、噴水のように水を噴き上げるやり方でした。
今回の方法だと地面のチューブを引く部分も植え付けに使えるのと、より自然の雨に近く、ハウスの端まで均一に水がかかります。
その様子をお伝えしたいのですが、私の古いデジカメでは能力が低くこれぐらいの写真が限界です。
水滴が飛んでいる状態がかろうじて分かってもらえるかどうか・・・。
薄くモヤがかかっているように見えるのは細かい水滴が落ちているせいです。
あと、手前の吊るした器具を見てもらうと、これまたかろうじてスプリンクラーのように水が回転して飛ばされている様子が、分かるかどうか・・・。
これを全棟設置するのは結構な出費ではあったのですが、確かに端までよく水がかかりますし2列ぐらい多く播種できるので、やった甲斐はあるかなと思っています。
今シーズンはハウスの天井からこれを吊るしています。
天井まで灌水用のホースを取り付け、そのホースにこれを付けて、吊るしてます。全体で見るとこうです。
そして水圧がかかるとこの器具の中の小さなプロペラが回り、水をはじきとばす仕組みです。
小型のスプリンクラーが天井に付いているといったところでしょうか。
昨シーズンまでは地面に灌水チューブを引いて、噴水のように水を噴き上げるやり方でした。
今回の方法だと地面のチューブを引く部分も植え付けに使えるのと、より自然の雨に近く、ハウスの端まで均一に水がかかります。
その様子をお伝えしたいのですが、私の古いデジカメでは能力が低くこれぐらいの写真が限界です。
水滴が飛んでいる状態がかろうじて分かってもらえるかどうか・・・。
薄くモヤがかかっているように見えるのは細かい水滴が落ちているせいです。
あと、手前の吊るした器具を見てもらうと、これまたかろうじてスプリンクラーのように水が回転して飛ばされている様子が、分かるかどうか・・・。
これを全棟設置するのは結構な出費ではあったのですが、確かに端までよく水がかかりますし2列ぐらい多く播種できるので、やった甲斐はあるかなと思っています。
2018年10月19日21:24
にんじんの発芽
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台風の後始末や行事が重なったりで、ブログの更新が遅れてます。
実際の畑の様子はもっと進んでいますが、種まきが終わった後から追っかけていきます。
種を撒いたら芽が出る。
当たり前のことですが、やっぱり芽が出てくると嬉しいものです。
ちょうど発芽したばかりのをみつけました。
土から出てきたばかりなので、双葉がまだ黄色です。
この儚い姿から、太陽の光を浴びて葉が緑になります。
にんじんの双葉は細くシュッとしているのが特徴です。
そして、軸は赤いのも特徴のひとつです。
おおっ、揃ったね~
ありゃ?この列は種が真ん中に落ちなかったか。
播種機を傾けちゃったかな。
こうしてにんじんの芽が列になっているのを見るのは、楽しいものです。
でも既ににんじん以外の草も芽を出してます。
そして、これからもドンドン芽を出して、にんじんよりも早く成長していきます。
もうしばらくすると、草との闘いが始まります。
実際の畑の様子はもっと進んでいますが、種まきが終わった後から追っかけていきます。
種を撒いたら芽が出る。
当たり前のことですが、やっぱり芽が出てくると嬉しいものです。
ちょうど発芽したばかりのをみつけました。
土から出てきたばかりなので、双葉がまだ黄色です。
この儚い姿から、太陽の光を浴びて葉が緑になります。
にんじんの双葉は細くシュッとしているのが特徴です。
そして、軸は赤いのも特徴のひとつです。
おおっ、揃ったね~
ありゃ?この列は種が真ん中に落ちなかったか。
播種機を傾けちゃったかな。
こうしてにんじんの芽が列になっているのを見るのは、楽しいものです。
でも既ににんじん以外の草も芽を出してます。
そして、これからもドンドン芽を出して、にんじんよりも早く成長していきます。
もうしばらくすると、草との闘いが始まります。
2018年10月03日21:37
ハウス修復しました!
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3日かけて修復し終えました。
本当は修復の過程を写真に撮ってお見せしたいのですが、天気が良いうちに終わらせたかったのと、ハウス屋根に上がる作業は集中してないと危険な作業なので、結果だけの写真です。
ハウス周りのマルチは
この状態だったのが
こうなりました。
育苗ハウスの脇は
支柱が倒れ紐も切れていたのが
こうなりました。
そして、ハウスの屋根ビニールがはがれたのは
こうなりました。
屋根に上がってみた光景はこの状態から
こうなりました。
やれやれ、これでひと安心。
でも台風25号も来てるんですよねぇ・・・。
どうせなら25号をやり過ごした後で直せばよかったんじゃない?
残念ながらそうもいかないのです。
あの状態で台風が来て、風向きが悪いとハウスのビニール全体が帆となって風を受けて、骨組みまでやられてしまう可能性があるからです。
とにかくこれで畑仕事にもどれます。
3日分の遅れを取り戻すぞ!
本当は修復の過程を写真に撮ってお見せしたいのですが、天気が良いうちに終わらせたかったのと、ハウス屋根に上がる作業は集中してないと危険な作業なので、結果だけの写真です。
ハウス周りのマルチは
この状態だったのが
こうなりました。
育苗ハウスの脇は
支柱が倒れ紐も切れていたのが
こうなりました。
そして、ハウスの屋根ビニールがはがれたのは
こうなりました。
屋根に上がってみた光景はこの状態から
こうなりました。
やれやれ、これでひと安心。
でも台風25号も来てるんですよねぇ・・・。
どうせなら25号をやり過ごした後で直せばよかったんじゃない?
残念ながらそうもいかないのです。
あの状態で台風が来て、風向きが悪いとハウスのビニール全体が帆となって風を受けて、骨組みまでやられてしまう可能性があるからです。
とにかくこれで畑仕事にもどれます。
3日分の遅れを取り戻すぞ!
2018年10月01日21:45
台風24号の被害
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台風24号は全国的に大きな被害をもたらしています。
当地浜松も市内の8割が停電。
私のところは既に復旧しましたが、まだのエリアも数多くあります。
そんな中で、この程度の被害をブログに書くのも・・・と思いましたが、実際の現場のひとつとして書いておこうと思います。
昨晩深夜にかけてかなりの強風でした。
自宅も柱がミシッと音をたてたり、家自体が揺れるような感覚もありました。
朝になってみて、停電していることに気づきました。
「畑は大丈夫かな」「いやまぁ大丈夫だろう」と言い聞かせながら周囲を歩いてみると、
まずは
二日がかりで張った雑草対策のマルチがはがれていました。
まぁ、マルチ自体は使い古しのものだし、また張り直せばいいや。
ハウス自体は壊されてなさそうだな、と少しホッとしながら最後の育苗用ハウスまで歩いてみると、
脇のビニールを巻きながら開閉する部分が支柱ごと倒れていて、ビニールを押さえる紐も半分切れていました。
横に写っているのは簡易トイレですが、これは最初から倒しておいたもので、台風のせいではありません。
まぁ、これくらいならすぐ直せる、予備の紐あったっけかな。
大事ない、と安心して戻ろうとすると、やけにバタバタと音が聞こえます。
何だろう?と上を見上げると、
ん?天井のビニールがはがれてる?
ハウスの中に入ってみると、
あちゃ~・・・、ヤラれてる・・・。
頭に来るくらい青空が見えてます。
これは一人で直すのはちょっとしんどいな。
でも、私のところで被害が出てるということは、浜のほうはかなりの数の被害が出てるんだろうな。
そうは思いながらもハウスの業者に電話してみると、やっぱり「話し中」。
自分で直すしかないか。
意を決してハウスに上ってみると、
片側ほぼ半分がめくれ上がってます。
ビニールは天井から下して、真ん中の部分で1回止めてあります。
被害のない隣のハウスはこうなってます。
細い溝のところにジグザグの針金(私達や業者さんはバネあるいはスプリングと呼んでます)でビニールを挟み込んで止めていて、ちょっとやそっとじゃ外れません。
これが、
溝にバネがありません。バネごと吹っ飛ばされています。
さらに、ハウスの端まで行ってみると、
ビニールが引きちぎられるように破れているのが分かるでしょうか。
風の力はすごいものです。でも、何でここだけ???
天気は晴天ですが、今日も台風の後の風はまだまだ強く吹いてます。
この風では屋根ビニールの修復は難しそうです。
風はハウスのビニール張りにとっては天敵なのです。
それでも、一応チャレンジしてみました。
めくれ上がったビニールを掴んで、降ろそうとします。
風が入ってきて中から膨れるようにビニールを押し上げ、
ビニール全体で風を受け止めるようになり、
完全に浮き上がってしまいます。
これを無理に引っ張って押さえようとすると、ビニールが引きちぎれてしまいます。
また、ハウス半分のビニールがヨットの帆のように風を受けると、ひとりの力では押さえつけること自体が無理です。
だから、風のおかげで雲ひとつ無いこの青空が、余計に頭に来ます。
今日の修復は断念。明日以降に持ち越しです。
当地浜松も市内の8割が停電。
私のところは既に復旧しましたが、まだのエリアも数多くあります。
そんな中で、この程度の被害をブログに書くのも・・・と思いましたが、実際の現場のひとつとして書いておこうと思います。
昨晩深夜にかけてかなりの強風でした。
自宅も柱がミシッと音をたてたり、家自体が揺れるような感覚もありました。
朝になってみて、停電していることに気づきました。
「畑は大丈夫かな」「いやまぁ大丈夫だろう」と言い聞かせながら周囲を歩いてみると、
まずは
二日がかりで張った雑草対策のマルチがはがれていました。
まぁ、マルチ自体は使い古しのものだし、また張り直せばいいや。
ハウス自体は壊されてなさそうだな、と少しホッとしながら最後の育苗用ハウスまで歩いてみると、
脇のビニールを巻きながら開閉する部分が支柱ごと倒れていて、ビニールを押さえる紐も半分切れていました。
横に写っているのは簡易トイレですが、これは最初から倒しておいたもので、台風のせいではありません。
まぁ、これくらいならすぐ直せる、予備の紐あったっけかな。
大事ない、と安心して戻ろうとすると、やけにバタバタと音が聞こえます。
何だろう?と上を見上げると、
ん?天井のビニールがはがれてる?
ハウスの中に入ってみると、
あちゃ~・・・、ヤラれてる・・・。
頭に来るくらい青空が見えてます。
これは一人で直すのはちょっとしんどいな。
でも、私のところで被害が出てるということは、浜のほうはかなりの数の被害が出てるんだろうな。
そうは思いながらもハウスの業者に電話してみると、やっぱり「話し中」。
自分で直すしかないか。
意を決してハウスに上ってみると、
片側ほぼ半分がめくれ上がってます。
ビニールは天井から下して、真ん中の部分で1回止めてあります。
被害のない隣のハウスはこうなってます。
細い溝のところにジグザグの針金(私達や業者さんはバネあるいはスプリングと呼んでます)でビニールを挟み込んで止めていて、ちょっとやそっとじゃ外れません。
これが、
溝にバネがありません。バネごと吹っ飛ばされています。
さらに、ハウスの端まで行ってみると、
ビニールが引きちぎられるように破れているのが分かるでしょうか。
風の力はすごいものです。でも、何でここだけ???
天気は晴天ですが、今日も台風の後の風はまだまだ強く吹いてます。
この風では屋根ビニールの修復は難しそうです。
風はハウスのビニール張りにとっては天敵なのです。
それでも、一応チャレンジしてみました。
めくれ上がったビニールを掴んで、降ろそうとします。
風が入ってきて中から膨れるようにビニールを押し上げ、
ビニール全体で風を受け止めるようになり、
完全に浮き上がってしまいます。
これを無理に引っ張って押さえようとすると、ビニールが引きちぎれてしまいます。
また、ハウス半分のビニールがヨットの帆のように風を受けると、ひとりの力では押さえつけること自体が無理です。
だから、風のおかげで雲ひとつ無いこの青空が、余計に頭に来ます。
今日の修復は断念。明日以降に持ち越しです。