有機にんじん、収穫!出荷します。

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9月9日に種を撒いたハウスのにんじん、収穫です。

少々ずんぐりむっくりですが、まずまずの出来です。

収穫しました!


葉っぱを切り落として収穫かごへ。


葉っぱはこれだけになります。もったいない気もしますが、仕方ありません。


にんじんを洗って選果して袋詰めして出荷します。

さて、「有機にんじん」、出荷です。
とぴあファーマーズマーケット東店と三方原店に出荷します。

ファーマズマーケット東店での陳列状況です。今日は陳列棚がもう埋まっていたので、かごに入れて並べてます。


ファーマーズマーケット三原店での陳列状況です。


浜北店と白脇店への出荷はこのハウス以後のにんじんの生育状況で考えます。

とにかく出荷できるようになりました。やっぱり嬉しいですね。
有機JASの認定がある浜松産のにんじん は、多分、私のにんじんだけで他には売ってないと思います。
ぜひ、よろしくお願いいたします。

また、夏に獲れた「有機トマト」を100% 使ったジュース「ぎゅぎゅっとトマト」

これはファーマーズマーケット全店で販売しています。

こちらも引き続きよろしくお願いいたします。









 

有機の検査、来た~!

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今週火曜日(12/13)に今年の有機の検査がやってきました。
私が所属している「有機中央会」では、検査に厳正を期すため、3年たったら検査員を交代します。
今年から新しい検査員の方で、しかも女性です。
北海道時代も含めて、女性の方の検査員は初めてです。
どんな感じになるのか、ちょっと緊張です。

到着されて、まずハウス周りの確認が始まりました。
これまでと同じで、ちょっとホッとしました。


デジカメが見当たらなく、砂ぼこりで傷つきまくってるガラケーのカメラで撮っているので見づらいと思いますがご容赦ください。

隣の畑の様子も確認しています。
農薬の飛散が防げる環境かどうかの確認です。


続いてハウスの中です。灌水の仕組みや栽培の環境を見てくれています。


発芽したばかりのにんじんをしゃがんで見てくれています。
オケラの被害とか、実際にオケラが通った跡をみて、「何かいい方法は無いもんですかねぇ」


畑の様子に特に問題はなかったようで、次は書類の確認です。
使っている肥料は有機の基準を満たしているものかどうか、それが証明できるものが整っているか。
有機として出荷した農産物の記録と量が合っているか。等々。



今回は栽培記録の中で1件記入漏れが見つかりました。
ただ、そもそも記録しなくてはならない事柄ではなく、「これから気を付けてくださいね」ということで終わりました。

そのほか、記録を残すのにもっと楽になるソフトなども教えていただきました。
また、事前にこのブログも見てくれていたようで、「そうそう、あの記事を読んでこれが聞きたかったのよ」と栽培の工夫を聞いてくれたりして、思いのほかリラックスして検査を受けることができました。

有機の検査員という仕事は案外女性に向いているかもしれないですね。

朝9時から始まって、中断するのがもったいないので、お昼をとばして午後2時に終了。
特に問題ないということで終わりました。
ひと安心です。

天候もあまり良くなく、気温もグッと下がった寒い中、検査員の方もお疲れ様でした。










 

にんじん畑

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栽培しているハウス7棟、全部にんじん畑になりました。

9月9日播種

そろそろ収穫できるかな?試し掘りをしても良さそう。

10月4日播種

2度目の草取り終わりました。
後は収穫まで何もなければ、水の管理だけでいけます。

10月6日播種

2度目の草取り真っ最中。

10月20日播種

最初の草取りが終わって、一段落。

10月25日播種

ここも最初の草取りが終わって一段落。
前のハウスもそうですが、この段階で害虫を予防するためにとうがらしを漬け込んだ液をかけたりします。

10月31日

最初の草取り真っ最中。
2度目の草取りのハウスとこのハウスと草取り仕事が重なってます。
日が出ている間は2度目のほうの草取り、日が沈んでからは頭にライトをつけてここの草取り。
一日中草取りです。

11月15日播種

「にんじんの発芽」の記事のときに載せたような、まだまだ儚いにんじんの芽が生え揃っています。
もうしばらくすると、草取りしなくてはならなくなります。

そろそろ収穫・出荷も始まり、草取りしなくてはならないハウスも次々と続き、出てほしくはないけど害虫もきっと現れる・・・。
めちゃくちゃ忙しい時期に入ってきています。







 

にんじんの草取り

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にんじんの栽培は草との闘いです。

もうどれがにんじんでどれが雑草やら。
全体で見るとそれほどでもないように見えますが、取る目線でみるとこうです。

奥にギザギザの葉があるのがわかるでしょうか。それがにんじんです。
せっかく発芽したにんじん。間違えて抜かないようここは慎重に、です。

にんじんの周辺は注意して草を1本1本取りますが、そうでないところは手のひら全部使ってバッサリいきます。そうでないと終わりません。
さて、草取りをしながら間引きもしていきます。
こんな風に種が二つ落ちて両方とも発芽したものがあるのです。

こういう時はどちらかを抜けばいいだけですが、こんな場合もあります。

にんじん1本1本の間隔は最低でも7cmぐらいに空けないと、根が生長してきたときにぶつかり合ってしまいます。
で、間の1本を抜きます。

せっかく発芽したのに・・・と思いますが割り切って抜いていかないと、結果良いにんじんが獲れません。
ただ草を取るだけではないので時間もかかります。

取った草はそのままにしておくとまた根付いてしまうので、かごに入れて捨てます。
この段階で既に草取りのタイミングは遅れていて、にんじんがひょろっとなってしまってます。
で、ふと隣のハウスを見てみると、もうすでに

う~ん・・・。言葉もありません。
だめだ!先を見るな!
「先を見るな。やった後だけ見ろ」
草取りにくじけないための極意です。

当面のハウスに戻ります。

この段階で3日かかっています。

最後の1畝まできました。

うわぁ・・・、もう草で埋もれてる・・・。

これを2日かけて取って、こうなりました。

最初の写真と比べてもらえると、どれだけ草が生えていたか分かると思います。
素直に「やった~!」っていう感じです。

でも隣のハウスはもう・・・。
草との闘いの日々はまだまだ続きます。