有機トマトの栽培 種まき

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私の圃場ではにんじんを取り終わったハウスごとにトマトの準備をしていきます。

ですので、トマトの栽培は実は1月下旬から始まっています。
今さら種まきから書くのも気がひけるのですが、毎年書いてますし栽培の流れも知ってもらえたら嬉しいので、今年も書いていこうと思います。

さて、種は
有機トマトの栽培 種まき
今年も「麗月」にしました。

昨年から導入してますが、育苗がちょっと難しい…。
それでも一年であきらめるのも進歩がないと思うので今年もチャレンジします。

種まきの様子はこれまでと変わりませんが、改めて写真で流れをご紹介していきます。

まずセルトレイに
有機トマトの栽培 種まき

培土を入れます。この培土はもちろん有機JASの認定が得られるものです。
有機トマトの栽培 種まき

これをならして、ひとつずつのマス目にしっかり培土が入ったら、種を落としていく穴を作ります。
ゴルフのティーを使って作った自家製穴あけ器で上から押さえます。
有機トマトの栽培 種まき
有機トマトの栽培 種まき

こんな風に穴が開きます。
有機トマトの栽培 種まき

種を取り皿に出します。この皿は家で使っていない取り皿なのですが、実はカーブが微妙に良くて、種がつまみやすいんです。
有機トマトの栽培 種まき
有機トマトの栽培 種まき

つまんだ種をひとつずつ落としていきます。
有機トマトの栽培 種まき
有機トマトの栽培 種まき
真ん中に種が落ちているのがわかるでしょうか。

この上から培土で覆土して
有機トマトの栽培 種まき
有機トマトの栽培 種まき
種まき完了です。

この後、たっぷり灌水して、発芽を待ちます。














 
この記事へのコメント
育苗は、かなり細かい作業の積み重ねになりますね。
Posted by Takahiko Sugimoto at 2020年05月06日 23:54
そうですね。
ですので、種から苗を育てる農業者は減ってきています。
手間暇かけるよりも買ったほうが…
経済性から言えば、それは「あり」だと思います。

ただ、有機JAS法上、苗の購入は原則認められていないので、
私の場合は種からやらざるをえません。

でも、苗半昨という言葉があって、苗の段階でその昨の半分は終わっている、
という意味ですが、農業者としてはそこの技術も培っていくべきなんじゃないかなと思っています。
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2020年05月07日 20:02
苗半作という言葉を初めて聞きました。

50%が苗作りならば、誰かから買ってきて植えるわけにはいかない、というのは河村さんの姿勢そのものですよね。

有機JASのことが無くても。

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サラリーマンの自分は、人のふんどしで相撲をとることしかできないので羨ましいです。

ただ、徹底的にやるのは、そうとうの信念が必要になりますよね。

m(_ _)m
Posted by takahiko sugimoto at 2020年05月10日 20:31
そんなに持ち上げられちゃうと照れますね(笑)

苗が買えればなぁ~、と思うことはあります。
特に育苗がうまくいかなかった時などは、種から播き直ししてたのでは間に合わないので。

楽したい~!と思う自分に、育苗の技術もいざという時には必要!と言い聞かせてシブシブやってます(笑)
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2020年05月10日 21:09
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    コメント(4)