にんじん 種まきの準備

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水浸しにした畑の土が乾いてきたら、種まきの準備です。

またトラクターで耕します。
トラクターの姿は何度も載せたのでここでは省略して、

耕す前と
にんじん 種まきの準備

耕した後です。
にんじん 種まきの準備

スピードはゆっくり、深さはこれまでで一番深く設定して耕しています。
そうすると、トラクターの轍が大きく残ってしまうので、通路を作りながら轍をならしていきます。

まず通路となる部分に紐を貼って足跡で目印を付け
にんじん 種まきの準備

そこを踏みながら、トンボで轍を崩してならしていきます。
やり終わるとこんな感じになります。
にんじん 種まきの準備

轍もならしたし、通路もできたし、さあ種まき!といきたいところですが、もうひと手間いります。

耕したばかり(しかも深く)の土はものすごくフカフカしています。
そうすると、種まきに使う播種機という機械が沈んでしまって、うまく種がまけないのです。
また、まけたとしても種が深く入りすぎてしまって発芽が悪くなってしまうからです。

「じゃあ何で深く耕すの?」とお思いでしょうが、それは発芽後の根の成長をしやすくするためです。

土の浅い部分だけ固くしたい・・・、そこで使うのがこのローラーです。
にんじん 種まきの準備

ローラー部分に水を入れて重さを調節できるようになっているので、播種機が沈まない程度に押さえられる重さにします。

このローラーで種をまく部分を押していきます。
にんじん 種まきの準備

ローラーがけが終わるとこうなります。
にんじん 種まきの準備

おおっ!きれいだ!

これで種まきの準備は整いました。





 
この記事へのコメント
ローラーをかけるんですね。

しらなかったです。

勉強になります。

ありがとうございます。
Posted by sugimoto takahiko at 2018年09月29日 19:55
ローラーをかけているのは私だけかもしれません。

以前はスキー板で踏んでました。
これがいかんせん時間がかかって・・・。

私より大規模ににんじん栽培をしている人で仲良くなった人がいて、その人に相談したら、「ウチは空の播種機で1回走ってるよ」と教えてくれました。

播種機で何往復もするなら、ローラーでいいかなと思ってこの方法にしてます。

鎮圧を全くしない人もいるので、ここはそれぞれ農業者次第です。
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2018年09月29日 20:24
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    コメント(2)