トマトの手入れ 「くっきーず」登場

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トマトの定植を終え、2週間も過ぎるとこうなってしまいます。
トマトの手入れ 「くっきーず」登場
自分の力では直立できず、倒れてしまいます。

このままではまずいので上から紐で吊り上げてやるのですが、
その時使うのが、「くっきーず」、食べ物ではありません。
これです。
トマトの手入れ 「くっきーず」登場

これを開いて
トマトの手入れ 「くっきーず」登場

黒い丸の上のギザギザ部分に紐を挟みます。
トマトの手入れ 「くっきーず」登場

これをハウス内の上部に通してある針金に投げて、紐を引っかけます。
トマトの手入れ 「くっきーず」登場
こうすることで、自分の身長より高いところから紐を降ろすことができるのが、これを使うメリットのひとつです。

そして、くっきーずが紐を離さない程度に開き、
トマトの手入れ 「くっきーず」登場
トマトの茎を白い輪の部分の中に入れてあげます。
こうして「くき」をつかむから「くっきーず」という名称なんでしょうね。
そのほか、「くきたっち」という商品もあるようです。

さて、このままではせっかく上から垂らした紐が、トマトの重みで落ちてきてしまいますので、できるだけ上の方で結んであげます。
トマトの手入れ 「くっきーず」登場
この紐の結び方は結構独特で、農業者はよく使う結び方なのですが、慣れないと結びが緩かったり、固結びのようになってしまって後で片付けるときに面倒になったりします。

これで、倒れていたトマトを
トマトの手入れ 「くっきーず」登場
起こすことができました。

この「吊り上げ」を植えた苗全部やっていきます。

この段階で、苗の成長にも違いがあります。
トマトの手入れ 「くっきーず」登場
この苗はさきほどの吊り上げた苗よりガッシリしていて、まだ倒れてもいません。

まだまだ肥料分は土中にあるはずだから、あの苗の部分は水がたりないのか?・・・。
それとも実が早く着き過ぎて、茎や葉の成長に向かっていないのか?・・・。

などなど、1本1本吊り上げて、アレコレ考えながらの作業です。






 
この記事へのコメント
アップ有り難うございます。

苗が倒れないようにする器具(クッキーズ)のことは、初めて知りました。

全ての苗に対して、クッキーズをつけて支えにする作業は、かなり
慎重にやらなくてはですね。

支柱を立てるのに比べたら、少しは手間が減るのでしょうか?

成長する度に、茎を掴む場所を調整しなくちゃですね。

どれだけ手間をかけてあげられるかが、愛情の証しかもですね。。
Posted by sugimoto takahiko at 2018年06月07日 21:57
杉本さん、コメントありがとうございます。

支柱を立てるよりは、トータルでみると手間はかからないと思います。
支柱の場合は成長する度、紐で結んでいかなければならなくなるのに対しくっきーずは上段で挟んでいけばよいだけですので。

あと、このやり方の方が手が届く限り上段まで栽培できるので、そちらのメリットも大きいです。

おっしゃるように成長に合わせて、茎をつかむ場所を変えていきます。

ちなみに、花芽を落とさないよう、指でつまむところは常に花芽の後ろにくるようにしています。
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2018年06月08日 20:06
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