恒例!にんじんの草取り

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有機のにんじん栽培はまず草との闘いです。
発芽が揃った~と喜んでいるうちにこんな風になります。
恒例!にんじんの草取り

そんなに草があるの?と思われるかもしれませんが、にんじんの葉は細いので、このように全体を見たときに見える緑は、ほぼ草です。

ハウス前方の方が陽があたるので草も生えやすいので、近づいて見てみるとこうなってます。
恒例!にんじんの草取り

草を取っていないところはどこににんじんが生えているか、ちょっと見ではわからないくらいです。
恒例!にんじんの草取り

もう待ったなし!草取り開始です。
にんじんの列と列の間や発芽しなかった場所、ここは親指全体を使って、一気にこそげ取ります。
恒例!にんじんの草取り
恒例!にんじんの草取り
恒例!にんじんの草取り

にんじんの株元近くは指先つまんで抜いていきます。
恒例!にんじんの草取り

株元にくっついて生えているような草はつまめないので、ひとさし指だけを使ってこそげ取ります。
恒例!にんじんの草取り
恒例!にんじんの草取り

丸一日草取りに専念して、ベッドの半分進めるかどうかです。
1ハウス4ベッドあるので、ハウス1棟終わるのに1週間近くかかることになります。
やり始めは、ちょっと気が遠くなる感はあるのですが、そんなときは自分にこう言い聞かせます。
「先を見るな、やった後だけ見ろ!」
私なりの草取りポリシーです。

先を見ると
恒例!にんじんの草取り
なんだか溜め息が出てきますが

後ろを振り返れば
恒例!にんじんの草取り
きれいになってるじゃないですか!

草取りはどちらかというとネガティブな仕事ととられがちです。
確かに作物そのものへの手入れではないですし、しゃがんだままなので腰も痛くなるし、単調で華のある仕事には見えません、(実は草や土の状態で指先の使い方を変えたりしてテクニックはあるのですが)

でも農作業の中で、やってすぐ結果が見える数少ない仕事のひとつです。
そして何より草を取っている間は無心になれるところがポジティブな面です。
私自身、気が付いたら昼飯の時間過ぎてた、なんてことがよくあります。
悩み事が多い人は農家にいって草取りの仕事を手伝うのは案外いいかも?(笑)
やった後だけ見れば、先程の写真の光景です。気持ちも上がるかも?(笑)

他のハウスの畑づくりだったり種まきだったりもあって、このハウス草取りは結局10日ぐらいかかってしまいました。

草取りが終わった光景です。
恒例!にんじんの草取り

この緑はすべてにんじんの葉っぱです。
恒例!にんじんの草取り

他のハウスの草取りも控えてますが、この瞬間は「よっしゃあぁ!終わったぁ~!!」と達成感に浸っています。


「ひとっちゃんの有機畑」のホームページでは屋号の由来や有機農業への思いを綴っています。
こちらからどうぞ。
https://hitocchannoyu-kibatake.webnode.jp/




 
この記事へのコメント
前向きに、地道に物事を進めていく。

それが一番難しく、一番大切で重要な事。

分かっていても、淡々と進めていく事は、なかなかできない。

感じ、考えさせられるところが多いです。

m(_ _)m
Posted by takahikosugimoto at 2022年10月30日 23:04
いやぁ、ホント草取りは地道な仕事です。
でもブログの中でも書いたように、無心になれるんですよホントに(笑)
「やり出せば」案外いい仕事なんです。
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2022年10月31日 20:27
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    コメント(2)