2024年04月20日20:02
トマトの畑づくり 水浸しから堆肥まきまで
カテゴリー
鉢上げが終わると、定植する畑の準備を急がなければなりません。
まずにんじん栽培が終わったあと、トラクターで耕します。
耕した後です。

トラクターの活躍は次回書きます。
ここに、昨シーズン使用した潅水チューブを再び引っ張り出して、潅水を始めます。

どれぐらい潅水するかというと、このぐらいになるまでです。

ハウス全体が水浸しになるまで、5時間程度かかります。
これは土中に水分をしっかり戻して微生物の活動を活発にさせることと、溜まってしまった栄養分を流してやりたいからです。(そう簡単には流れてくれないのですが)
さて、こうなるとこの畑にはもう入れません。膝下までズブズブと潜ってしまいます。
乾くのを待ちます。
10日程度経った状態です。

ここに日数がかかるので、鉢上げしたぐらいから準備を始めないと間に合わなくなります。
これぐらい乾けば、軽トラが入っても大丈夫。
なぜ軽トラがはいらなくてはならないかというと、堆肥を撒くからです。
ダンプに運ばれて堆肥がきました。




すごい湯気です。
昨年までは馬糞堆肥を使っていましたが、今年は牛糞堆肥です。
牛糞のほうが水分が多いので発酵も進むのでしょう。
ここまで発酵していると、匂いもそれほどきつくありません。この写真を撮っている位置で、ふんわり匂ってくる程度です。
この湯気を見て、畑に良さそうだな、と感じます。
牛さん、ありがとう!
さあ、この堆肥の山から軽トラに堆肥を乗せていきます。
この仕事が「ひとっちゃんの有機畑」の畑作業としては、最も「肉体労働」です。

スコップで軽トラの荷台に堆肥を入れてきます。

これくらいが限界です。これ以上だと、軽トラが揺れたときに堆肥がこぼれてしまいます・

1回目でここまで山が減りました。

この軽トラでハウスの奥まで入って、堆肥を撒き始めます。


堆肥を撒くのもスコップで撒いていきます。

スコップで均一に撒いていくのには少しコツがいります。
スコップですくった堆肥を1回で落とそうと思わずに2回に分けるぐらいのつもりでスコップを振ります。
このとき斜め上に振って、スコップを「抜く」感覚でやります。
空中で堆肥がバラけて地面に落ちるイメージが大切です。
と、書いてはみたものの、やってみないと分からないことではあります。
堆肥積み2回目

山はここまで減りました。

またハウスに入ってまいていきます。



2回目でここまで撒けました。
残念なのは、2回でハウス全部には至らないことです。

3回目を積みます。

これぐらい1回目と2回目に分ければ積めないかな~と思うのですが、無理なんです。
3回目は荷台部分だけ突っ込んで撒きます。


これで堆肥撒き終了!丸一日かかります。

終日の「肉体労働」を終え、もう頭の中は、ビールで占められています。
まずにんじん栽培が終わったあと、トラクターで耕します。
耕した後です。
トラクターの活躍は次回書きます。
ここに、昨シーズン使用した潅水チューブを再び引っ張り出して、潅水を始めます。
どれぐらい潅水するかというと、このぐらいになるまでです。
ハウス全体が水浸しになるまで、5時間程度かかります。
これは土中に水分をしっかり戻して微生物の活動を活発にさせることと、溜まってしまった栄養分を流してやりたいからです。(そう簡単には流れてくれないのですが)
さて、こうなるとこの畑にはもう入れません。膝下までズブズブと潜ってしまいます。
乾くのを待ちます。
10日程度経った状態です。
ここに日数がかかるので、鉢上げしたぐらいから準備を始めないと間に合わなくなります。
これぐらい乾けば、軽トラが入っても大丈夫。
なぜ軽トラがはいらなくてはならないかというと、堆肥を撒くからです。
ダンプに運ばれて堆肥がきました。
すごい湯気です。
昨年までは馬糞堆肥を使っていましたが、今年は牛糞堆肥です。
牛糞のほうが水分が多いので発酵も進むのでしょう。
ここまで発酵していると、匂いもそれほどきつくありません。この写真を撮っている位置で、ふんわり匂ってくる程度です。
この湯気を見て、畑に良さそうだな、と感じます。
牛さん、ありがとう!
さあ、この堆肥の山から軽トラに堆肥を乗せていきます。
この仕事が「ひとっちゃんの有機畑」の畑作業としては、最も「肉体労働」です。
スコップで軽トラの荷台に堆肥を入れてきます。
これくらいが限界です。これ以上だと、軽トラが揺れたときに堆肥がこぼれてしまいます・
1回目でここまで山が減りました。
この軽トラでハウスの奥まで入って、堆肥を撒き始めます。
堆肥を撒くのもスコップで撒いていきます。
スコップで均一に撒いていくのには少しコツがいります。
スコップですくった堆肥を1回で落とそうと思わずに2回に分けるぐらいのつもりでスコップを振ります。
このとき斜め上に振って、スコップを「抜く」感覚でやります。
空中で堆肥がバラけて地面に落ちるイメージが大切です。
と、書いてはみたものの、やってみないと分からないことではあります。
堆肥積み2回目
山はここまで減りました。
またハウスに入ってまいていきます。
2回目でここまで撒けました。
残念なのは、2回でハウス全部には至らないことです。
3回目を積みます。
これぐらい1回目と2回目に分ければ積めないかな~と思うのですが、無理なんです。
3回目は荷台部分だけ突っ込んで撒きます。
これで堆肥撒き終了!丸一日かかります。
終日の「肉体労働」を終え、もう頭の中は、ビールで占められています。
この記事へのコメント
毎年堆肥をダンプ1杯分を与えていくと、地面の高さは、上がっていく感じになるのでしょうか?
Posted by TAKAHIKOSUGIMOTO at 2024年04月25日 07:55
堆肥の嵩が積みあがっていく、ということにはなりません。
たくさん撒いているように見えますが、実際は土の表面にうっすら乗っているという感じで、かつ、分解されていくからです。
ただ、土ができていくと、空気や水が含まれやすい団粒構造というものができてきます。
例えは適切ではないかもしれませんが、コンクリートの塊がスポンジに変わっていくイメージです。
コンクリートの質量はかわらないので、その質量分のスポンジになるとすると体積がひろがります。
堆肥をいれることによって土がよくなり、(フカフカになっていく?)、フカフカになる分体積が膨らむということは起こってくると思います。
たくさん撒いているように見えますが、実際は土の表面にうっすら乗っているという感じで、かつ、分解されていくからです。
ただ、土ができていくと、空気や水が含まれやすい団粒構造というものができてきます。
例えは適切ではないかもしれませんが、コンクリートの塊がスポンジに変わっていくイメージです。
コンクリートの質量はかわらないので、その質量分のスポンジになるとすると体積がひろがります。
堆肥をいれることによって土がよくなり、(フカフカになっていく?)、フカフカになる分体積が膨らむということは起こってくると思います。
Posted by ひとっちゃん
at 2024年04月27日 19:41
