2018年10月01日21:45
台風24号の被害
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台風24号は全国的に大きな被害をもたらしています。
当地浜松も市内の8割が停電。
私のところは既に復旧しましたが、まだのエリアも数多くあります。
そんな中で、この程度の被害をブログに書くのも・・・と思いましたが、実際の現場のひとつとして書いておこうと思います。
昨晩深夜にかけてかなりの強風でした。
自宅も柱がミシッと音をたてたり、家自体が揺れるような感覚もありました。
朝になってみて、停電していることに気づきました。
「畑は大丈夫かな」「いやまぁ大丈夫だろう」と言い聞かせながら周囲を歩いてみると、
まずは

二日がかりで張った雑草対策のマルチがはがれていました。
まぁ、マルチ自体は使い古しのものだし、また張り直せばいいや。
ハウス自体は壊されてなさそうだな、と少しホッとしながら最後の育苗用ハウスまで歩いてみると、

脇のビニールを巻きながら開閉する部分が支柱ごと倒れていて、ビニールを押さえる紐も半分切れていました。
横に写っているのは簡易トイレですが、これは最初から倒しておいたもので、台風のせいではありません。
まぁ、これくらいならすぐ直せる、予備の紐あったっけかな。
大事ない、と安心して戻ろうとすると、やけにバタバタと音が聞こえます。
何だろう?と上を見上げると、

ん?天井のビニールがはがれてる?
ハウスの中に入ってみると、

あちゃ~・・・、ヤラれてる・・・。
頭に来るくらい青空が見えてます。
これは一人で直すのはちょっとしんどいな。
でも、私のところで被害が出てるということは、浜のほうはかなりの数の被害が出てるんだろうな。
そうは思いながらもハウスの業者に電話してみると、やっぱり「話し中」。
自分で直すしかないか。
意を決してハウスに上ってみると、

片側ほぼ半分がめくれ上がってます。
ビニールは天井から下して、真ん中の部分で1回止めてあります。
被害のない隣のハウスはこうなってます。

細い溝のところにジグザグの針金(私達や業者さんはバネあるいはスプリングと呼んでます)でビニールを挟み込んで止めていて、ちょっとやそっとじゃ外れません。
これが、

溝にバネがありません。バネごと吹っ飛ばされています。
さらに、ハウスの端まで行ってみると、

ビニールが引きちぎられるように破れているのが分かるでしょうか。
風の力はすごいものです。でも、何でここだけ???
天気は晴天ですが、今日も台風の後の風はまだまだ強く吹いてます。
この風では屋根ビニールの修復は難しそうです。
風はハウスのビニール張りにとっては天敵なのです。
それでも、一応チャレンジしてみました。
めくれ上がったビニールを掴んで、降ろそうとします。

風が入ってきて中から膨れるようにビニールを押し上げ、

ビニール全体で風を受け止めるようになり、

完全に浮き上がってしまいます。

これを無理に引っ張って押さえようとすると、ビニールが引きちぎれてしまいます。
また、ハウス半分のビニールがヨットの帆のように風を受けると、ひとりの力では押さえつけること自体が無理です。
だから、風のおかげで雲ひとつ無いこの青空が、余計に頭に来ます。
今日の修復は断念。明日以降に持ち越しです。
当地浜松も市内の8割が停電。
私のところは既に復旧しましたが、まだのエリアも数多くあります。
そんな中で、この程度の被害をブログに書くのも・・・と思いましたが、実際の現場のひとつとして書いておこうと思います。
昨晩深夜にかけてかなりの強風でした。
自宅も柱がミシッと音をたてたり、家自体が揺れるような感覚もありました。
朝になってみて、停電していることに気づきました。
「畑は大丈夫かな」「いやまぁ大丈夫だろう」と言い聞かせながら周囲を歩いてみると、
まずは
二日がかりで張った雑草対策のマルチがはがれていました。
まぁ、マルチ自体は使い古しのものだし、また張り直せばいいや。
ハウス自体は壊されてなさそうだな、と少しホッとしながら最後の育苗用ハウスまで歩いてみると、
脇のビニールを巻きながら開閉する部分が支柱ごと倒れていて、ビニールを押さえる紐も半分切れていました。
横に写っているのは簡易トイレですが、これは最初から倒しておいたもので、台風のせいではありません。
まぁ、これくらいならすぐ直せる、予備の紐あったっけかな。
大事ない、と安心して戻ろうとすると、やけにバタバタと音が聞こえます。
何だろう?と上を見上げると、
ん?天井のビニールがはがれてる?
ハウスの中に入ってみると、
あちゃ~・・・、ヤラれてる・・・。
頭に来るくらい青空が見えてます。
これは一人で直すのはちょっとしんどいな。
でも、私のところで被害が出てるということは、浜のほうはかなりの数の被害が出てるんだろうな。
そうは思いながらもハウスの業者に電話してみると、やっぱり「話し中」。
自分で直すしかないか。
意を決してハウスに上ってみると、
片側ほぼ半分がめくれ上がってます。
ビニールは天井から下して、真ん中の部分で1回止めてあります。
被害のない隣のハウスはこうなってます。
細い溝のところにジグザグの針金(私達や業者さんはバネあるいはスプリングと呼んでます)でビニールを挟み込んで止めていて、ちょっとやそっとじゃ外れません。
これが、
溝にバネがありません。バネごと吹っ飛ばされています。
さらに、ハウスの端まで行ってみると、
ビニールが引きちぎられるように破れているのが分かるでしょうか。
風の力はすごいものです。でも、何でここだけ???
天気は晴天ですが、今日も台風の後の風はまだまだ強く吹いてます。
この風では屋根ビニールの修復は難しそうです。
風はハウスのビニール張りにとっては天敵なのです。
それでも、一応チャレンジしてみました。
めくれ上がったビニールを掴んで、降ろそうとします。
風が入ってきて中から膨れるようにビニールを押し上げ、
ビニール全体で風を受け止めるようになり、
完全に浮き上がってしまいます。
これを無理に引っ張って押さえようとすると、ビニールが引きちぎれてしまいます。
また、ハウス半分のビニールがヨットの帆のように風を受けると、ひとりの力では押さえつけること自体が無理です。
だから、風のおかげで雲ひとつ無いこの青空が、余計に頭に来ます。
今日の修復は断念。明日以降に持ち越しです。
この記事へのコメント
台風被害お見舞い申し上げます。
復旧し、にんじんが無事に育たれますよう
お祈りいたします。
修理作業でケガ等なされませんように。
m(_ _)m
復旧し、にんじんが無事に育たれますよう
お祈りいたします。
修理作業でケガ等なされませんように。
m(_ _)m
Posted by sugimoto takahiko at 2018年10月02日 20:51
お心遣いありがとうございます。
杉本さんのところは大丈夫でしたか?
とりあえず修復に専念です。
杉本さんのところは大丈夫でしたか?
とりあえず修復に専念です。
Posted by ひとっちゃん
at 2018年10月03日 20:47
