にんじんの間引き

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前回は1回目の草取りの様子を書いていますが、これと同時に間引きもしています。
にんじんは発芽しづらい作物なので、多めに種をまいて、発芽が重なるところは間引きするのが一般的です。
また、播種機「ごんべえ」の活躍で基本的には均一に種は落ちているのですが、落ちた後転がってしまったり、土寄せの時に種も寄ってしまって発芽がかさなることもあります。

草取りは間違ってにんじんを抜かないように注意をはらいますが、同時に間引きは「迷ったら抜く」です。
こんな風ににんじん同士の間隔が狭く発芽しているところがあります。
にんじんの間引き
にんじん1本1本の間隔は人差し指の長さ、10cm弱ぐらい必要です。
にんじんを買ったときの頭の大きさを思い出して、頭同士がぶつからない幅を想像していただくとどのぐらいの間隔が必要か分かると思います。

間引きをしてこうなりました。
にんじんの間引き
こういうのは迷いなく抜いていけます。
こんなのもそうです。
にんじんの間引き
先ほど書いたように種が同じ場所に落ちてしまったやつです。これはどっちかを抜くだけです。

こんな場合はちょっと悩みます。
にんじんの間引き
左の間隔は十分あるのに、右の間隔が足りない…。
ここから発芽していればいい間隔で揃うのに!
にんじんの間引き

で、この1本残してもいけるんじゃないかな・・・なんて迷うわけですが、「迷ったら抜く」、こうなりました。
にんじんの間引き
これだけ幅が空くのはもったいないと思うのですが、この1本を抜かずに順調に生育していくと右の2本が干渉し合って2本ともA品ではなくなってしまいます。

抜いたにんじんです。
にんじんの間引き
いっちょ前に橙色が出始めています。残念ですが仕方なしです。

こんなケースもあります。
にんじんの間引き
真ん中のが生育が良くて残したい・・・でもそのためには両脇2本抜かなければならない・・・。両脇2本はちょどいい間隔・・・。
結論は真ん中のいいやつを抜きます。1本より2本とれることを優先しました。

草取りもして間引きもした結果が、前回も載せた「にんじん畑」の姿です。
にんじんの間引き
にんじんの間引き




 
この記事へのコメント
間引き、つらいですよね。

成長できるものを、しっかり育てる為、大切な作業ですよね。
Posted by takahikosugimoto at 2021年11月15日 05:21
にんじんの栽培では仕方ないことなのですが…。
にんじんを苗でさいばいできるようにしたら、ノーベル賞ものです!
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2021年11月15日 21:31
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    コメント(2)