2021年07月09日21:43
有機トマト 出荷いったんお休みします
カテゴリー
出荷開始したばかりですが、残念ながらいったんお休みします。
原因は、トマトサビダニによる被害、
高温によるグリーンバックという着色不良、
雨による割れ、です。
トマトサビダニの被害はこういうものです。

黒ずんだようになっているのが分かるでしょうか。
葉や茎についてトマトを枯らしていきます。

右がトマトサビダニにやられている木、左はそうでない木です。
茎の色がまったく違います。

グリーンバックという着色不良です。

へたから肩にかけて赤くならず緑のままです。
高温により、赤くなる色素の働きが弱くなることと、緑の色素が抜けづらくなることが原因のようです。
高温で色素が働きにくくなるのは理解できるのですが、なぜ緑の色素が退出しなくなるのかは、はっきりと分かっていません。
実は収穫適期の果実がほぼこのグリーンバックになっていて、お休みする最大の理由です。
最後に雨によるトマトの割れ。

ビニールハウスの中とはいえ、これだけ雨が降れば土中水分は上がってきます。
水を吸い過ぎて割れてしまうのです。
この三重苦で商品として出せるものがかなり限られています。
被害が少ないものが揃えば、とぴあファーマーズマーケット東店には不定期になりますが出荷していきます。
トマトサビダニがここまで蔓延してしまうのは初めてのことです。
高温も続くでしょうから、グリーンバックもまだまだ出ると思います。
何か対策はあるのか…。
調べながら、試しながら、復活できるよう当面手入れに軸を置きます。
原因は、トマトサビダニによる被害、
高温によるグリーンバックという着色不良、
雨による割れ、です。
トマトサビダニの被害はこういうものです。
黒ずんだようになっているのが分かるでしょうか。
葉や茎についてトマトを枯らしていきます。
右がトマトサビダニにやられている木、左はそうでない木です。
茎の色がまったく違います。
グリーンバックという着色不良です。
へたから肩にかけて赤くならず緑のままです。
高温により、赤くなる色素の働きが弱くなることと、緑の色素が抜けづらくなることが原因のようです。
高温で色素が働きにくくなるのは理解できるのですが、なぜ緑の色素が退出しなくなるのかは、はっきりと分かっていません。
実は収穫適期の果実がほぼこのグリーンバックになっていて、お休みする最大の理由です。
最後に雨によるトマトの割れ。
ビニールハウスの中とはいえ、これだけ雨が降れば土中水分は上がってきます。
水を吸い過ぎて割れてしまうのです。
この三重苦で商品として出せるものがかなり限られています。
被害が少ないものが揃えば、とぴあファーマーズマーケット東店には不定期になりますが出荷していきます。
トマトサビダニがここまで蔓延してしまうのは初めてのことです。
高温も続くでしょうから、グリーンバックもまだまだ出ると思います。
何か対策はあるのか…。
調べながら、試しながら、復活できるよう当面手入れに軸を置きます。
この記事へのコメント
緑だと、味が違うのでしょうか?
食べたら、体に悪いのでしょうか?
そうでなければ、緑色だというだけで、買うことを控えるのは、消費者に問題があることになると思います。
m(_ _)m
食べたら、体に悪いのでしょうか?
そうでなければ、緑色だというだけで、買うことを控えるのは、消費者に問題があることになると思います。
m(_ _)m
Posted by takahiko sugimoto at 2021年07月15日 06:42
農業者にやさしいお言葉ありがとうございます。
でも、写真のようなグリーンバックまでいくと、やはり味も食感も変わります。
その部分は「熟さず残ってしまう」と考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
暑さが原因なので打つ手はあまりないのですが、調べてみようと思ってます。
他の出荷者もこればかりは仕方ないと、かなりグリーンバックの強いトマトも出荷しているようですので、選果の基準を少し落としていくことも考えてみます。
でも、写真のようなグリーンバックまでいくと、やはり味も食感も変わります。
その部分は「熟さず残ってしまう」と考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
暑さが原因なので打つ手はあまりないのですが、調べてみようと思ってます。
他の出荷者もこればかりは仕方ないと、かなりグリーンバックの強いトマトも出荷しているようですので、選果の基準を少し落としていくことも考えてみます。
Posted by ひとっちゃん
at 2021年07月15日 21:29
