トマト栽培の終わり 「片付け」

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どの作物でもそうですが、栽培が終われば「片付け」仕事が待ってます。
特にトマトのように木で育てて果実をとる「果菜類」といわれる作物は、「終わったらトラクターで耕してしまえばいい」わけではなく、いちいち手間がかかります。

ただ、片付け仕事は収穫のように「今日中になんとかせねばならん」というものではありませんし、そもそも気乗りしない仕事なので、「明日でいいか~」なんてズルズルと日延べしてしまうことも起こりがちです。

そんなことをしていると当然しっぺ返しがきて、「片付けが遅かったから、次作の種まきが間に合わない・・・」なんてことになりかねません。
怠け心を律して、「片付け」です。

まずトマトの根っこを引き抜きます
根っこを抜いて、数日たったトマトの写真です。
トマト栽培の終わり 「片付け」
根を抜いたから当たり前の姿なのですが、前回のジャングルの様相と比べるとなんとも寂しい絵です。

このように数日おいてほぼ枯れた状態にするのは、これを運び出すのに少しでも軽くするためです。

さて、運び出すためには「くっきーず」を外して木を降ろさなくてはなりません。
1本1本「くっきーず」を外していきます。

トマト栽培の終わり 「片付け」

木が全部落ちました。
ここで木を運び出すと枝が紐に絡まり、どえらく面倒なことになるので、紐を外していきます。
簡単にほどけるように結んでありますが、これも1本1本です。

トマト栽培の終わり 「片付け」

紐が無くなると、ちょっとスッキリしますね。

さて、ここから運び出しです。
根元部分を持って引きずって運び出すのですが、片手で持てるのは7本ぐらい。
7本持って引きずりながらハウスの外に出し、戻って7本握って引きずって・・・。
290本植わってますので、40回前後繰り返すことになります。

トマト栽培の終わり 「片付け」

運び出し完了です。

ここから、マルチをはがし、防草シートをたたんでパイプ際に寄せて、風で飛ばないように重しとして置いた水の入ったペットボトルを、たたんだ防草シートがめくれてこないよう、やはり重しとして置いて、このハウスの片付け終了です。

トマト栽培の終わり 「片付け」

うん!スッキリしました。

さて、運び出したトマトの木はどうしているかというと、

トマト栽培の終わり 「片付け」

ハウスとハウスの間に敷き詰めています。

実はハウスとハウスの間は狭くて草刈り機を思うように振れないので、ちょっと面倒なのです。
こうしておくと、草が生えてこないわけではありませんが、春草の成長を抑えてくれて、夏までは草刈りをせずに済みます。

トマトの木の最後の仕事です。





 
この記事へのコメント
290本運び出すのは、想像するだけでも、大変さが分かります。

体に気をつけてください。

m(_ _)m
Posted by TAKAHIKO SUGIMOTO at 2019年10月01日 12:55
枯らしてあるので、重さは大したことないんですけどね。
何回も往復するのが面倒くさい…。

でも、軽く2万歩は超えるので、健康には良いかもしれません(笑)
Posted by ひとっちゃんひとっちゃん at 2019年10月01日 19:20
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    コメント(2)