トマトの片付け
トマトの出荷を終えて、片付けを進めています。
正直、映えない作業ですが、栽培が終われば必ず待っている仕事であり、それなりに時間を費やすものなので農業の一側面として毎年書いてます。
片付け前のトマトはこうなってます。
手入れもせず放任なので脇芽も伸び放題、ジャングルです。
天井に届くまで伸びていて
左右の高さがないところは、ぶつかって垂れ下がって、吊り紐を垂らすために通してある針金に絡まってます。
さて、まず根っこを抜きます。
この程度しか根がないの?なんて思わないでください。根全体を引き抜こうとすると結構な重労働で、マルチも大きく破いてしまうので勢いよく引っ張って敢えて根を切ってます。
今年は同時に「くっきーず」も外しました。トマトが全部倒れた様子です。
吊り紐を片付けて、このまま3日ほど待ってトマトが枯れて軽くなるのを待ちます。
そしてトマトの木を運び出し。
根っこのところを持って一度に7本~8本、ハウスの外に引きずりだします。
1回の量はこれくらいです。
これを引っ張って行って育苗ハウスとの間に敷き詰めていきます。
ここに敷き詰めるのは、草刈り機が入りづらい場所なので、草抑えとして役立ってもらいます。
こんな風にして、トマトの木を全部運び出すと、
ジャングルだったのがウソのようです。
ここから防草シート、マルチの取り外しです。
まず防草シートをハウス脇に畳んで寄せます。
このとき、こんな発見があります。
モグラの通った跡です。
去年結構捕獲したのになぁ~…。次のにんじん栽培ではまたモグラとの戦いが待っていそうです。
さて、次はマルチの片付け。
マルチは植穴部分が隠れるようにして次のにんじん栽培の通路に敷くので、使いやすいようにじゃばらに畳んでいきます。
マルチの下にしいた潅水チューブが出てきます。
これを敷くところから始まったんだよな~、なんて思ったりする瞬間です。
このチューブはこの後水浸しにするとき使うのでハウス前方にまとめて寄せて、
何も無い畑に戻りました。
通路となっていた部分は土が固くなっているのでトラクターでt耕して、
前方に寄せた潅水チューブをまた引き出して潅水。
こんな風に水浸しになるまで続けます。
これは土を1回洗うつもりなのと、土中に水分をたっぷり与えて、微生物の働きを活発にするためです。
これでこのハウスの片付けはは終了!
栽培の後も片付けというj地味ぃ~な作業が日々続きます。
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