東店ではこんな感じの出店になりました。
店の一番奥になるのですが、お彼岸で切り花目的のお客様が多く、その近くにセッティングしてくれました。
ここならレジへ向かうお客様の邪魔にもならないし、足を止めてもらいやすい場所です。
開店時間が30分早まっていることもあって、朝一番で来店されるお客様が少し分散されたので、お店の様子を写真にとることができした。
分散されたといっても、結構な混み具合です。
手前のお客様は「ぎゅぎゅっとトマト」を試飲してくださってます。
ありがとうございます!
今回もやっぱり子どもたちがよく飲んでくれました。
小学校3年背くらいかな。ヤンチャ盛りの男の子が来ました。
男の子:「これ何?」
私:「トマトジュースだよ。飲めるか?」
子ども扱いがイヤだったようです。
男の子:「の、飲めるよ!だってオレ好き嫌いないもん!」
私:「よしっ!じゃあ飲め!」
実は意地を張って飲もうとしてるんじゃないかと思ったのですが、取り越し苦労で、ゴクゴクと飲み干してくれました。
私:「おいしい?」
男の子:「うん、うまかったよ!」
生意気盛りです。
しばらくするとその子が弟の手を引っ張ってきています。
男の子:「いいから来いって!」「このオヂさん、ただでジュース飲ましてくれるんだから!」
これには私も近くにいたお客様も爆笑。
私:「オウ!どんどん飲め!遠慮はいらんぞ!」
そういえば、私も母と買い物に行ったとき、試食を見つけたら片っぱしから手をだしてたっけ。
むか~しの記憶が蘇ってきました。
もう一人、嬉しいお言葉をくださったお客様がいました。
70歳くらいの年配のご婦人でした。
試飲していただいて、「おいしいね」とポツリ。
貼りだしてあるポップを読もうとされてたので、栽培のことなどを一通り説明しました。
小さくうなづきながら聞いていらして、「そう。有機でもあるけど、旬のトマトでもあるから、おいしいのね」とまたポツリ。
そして、ポツリと「お値段は?」
実はお値段をお答えするとき、私には若干ためらいがいつもあります。
1本1800円の値段は商品価値としては妥当だと思っています。
でも安売り店で販売されているトマトジュースの価格を見ると、「マーケット」を考えていないんじゃないの、というためらいです。
ですので、つい「申し訳ありません」から始まって、「有機でやるとどうしてもこの値段になってしまうんです」と言い訳めいたお答えになってしまいます。
今回もそうでした。
すると、ポツリポツリとした口調ではあるものの、「あら、価格に見合っていると、思うわよ」「安心できて、旬のおいしさを出して、そのためにご苦労されてるんでしょ?」
嬉しくて、うまく表現できませんが、「胸にグッとくる」お言葉でした。
このジュースを世に出せて良かったと思いました。
今回はいつもの通り子ども達からは元気を、お客様から大きな励ましをいただけた直接販売になりました。
ありがとうございました。