トマト 脇芽とり
トマトの吊り上げが終わると、手間のかかる仕事はひとまず一段落、といった気になってしまいます。
「このハウスはしばらく作業は無いな」
なんて気を抜いているとこうなります。
脇芽がいっぱいで、どれを吊っているのか分からない・・・。
1本限定して見てみると
う~ん、これでもちょっと分かりづらいですね。
トマトは茎と葉の枝の間から、新芽を出してきます。
この写真なら少しわかりやすいかもしれません。
この芽を脇芽と呼んでいるのですが、それは我々が呼んでいるだけで、トマトはどの芽も全力で実をつけようとしています。
これを放っておくと、栄養分が分散され、実が大きくなりません。
また、脇芽や葉っぱで覆いつくされてしまって蒸れてしまい、病気の原因になったりします。
吊り上げた後は脇芽との戦いです。
脇芽をとった後です。
これを1本1本やって全体だとこうなります。
通路に落ちているのは全部脇芽です。
もったいない気がするとともに、トマトの成長力のすごさを改めて感じる瞬間です。